こんにちは、院長の佐名です。
学校は長い夏休みに入りました、日中に子供さんが元気に自転車で駆け回っている姿がチラホラみられます。
仕事の早上がりの夕方に、一所懸命鳴いているひぐらしの声が聴こえてくると、子供のころの夏休みを思い出して懐かしくなんだか切なくなりますね。
さて、最近使用されている患者さまもよくいらっしゃるので、ご存じの方も多いかも知れませんが、骨粗鬆症の薬についておはなしをしたいと思います。
骨粗鬆症は骨の量が減ることによって骨折しやすくなる病気です。骨は古くなった骨を壊して新しく作り直すことで常に体の支えを維持しています。
通常その骨を壊すスピードと骨を作るスピードのバランスがとれていますが、そのバランスが崩れ、骨を作るスピードが落ちてしまった場合骨の量が減ってしまい中身のスカスカの骨になってしまいます。
骨を折ることで直ぐ生命に関わることはありませんが、骨を折ることにより、自力歩行が出来なくなったり、寝たきりになってしまうと今までの普通に出来ていたことが途端に少なくなり、身も心にも負担がかかってきます。
骨粗鬆症は加齢、閉経後のホルモンバランスの変化、生活習慣、運動不足、無理なダイエット、他の病気やステロイドなどの薬によるものなど年齢に関係なくなる可能性があります。
この骨粗鬆症の治療に用いられる薬には、使用患者さんが抜歯などの外科処置を行うと顎骨壊死を起こしてしまうことがあります。
顎骨壊死とは字の通り骨が壊死することですが、の症状としては、顎の骨の露出、痛み、膿の排出、歯肉の腫れなどがあります。
お薬も経口薬や注射など種類はありますが、経口薬では0.01~0.02%、注射で1~2%と言われています。
この数字多いと見るか少ないと見るかですが、どちらにしても起こらない方がよいに越したことはありません。
主に骨粗鬆症の治療薬で出ているものとして
経口剤
フォサマック ベネット ボナロン ボノテオ ダイドロネル アクトネル
注射剤
ボナロン ボンビバ ゾメタ アレディア テイロック オンクラスト プラリア ランマーク
などがあり、もし該当のお薬を使用されていましたら、必ず当院スタッフまでお知らせください。
骨粗鬆症の治療を行っているが、よくわからなければお薬手帳をご提示しただければ当院スタッフがお調べいたしますので、お気軽にお申し付けください。
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