こんにちは♪
先日、梅雨入りして蒸し暑くなってきましたね!
私は紫陽花が好きで、道端で見かける度に癒されてます😊
さて、お子さんがいらっしゃる方は、『子供って何歳から歯医者に連れて行けばいいの?』と1度は疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。
結論から言いますと、3歳までに歯医者に連れてきてください😊
では、その理由をお話します。
なぜ3歳までにとお伝えしたかと言いますと、虫歯ができるタイミングが関係しています。
皆さんは、虫歯はいつできるかご存知でしょうか?
虫歯ができるタイミングは『人生で4回』なんです!
①3歳まで
②6歳臼歯(奥の永久歯)が生えてから2年間
③思春期
④高齢者
②の6歳臼歯が生えてから2年経つまでに、虫歯ができてしまうと、それ以降も虫歯の再治療が必要になってしまいます。
なので、3歳までに歯医者に連れて来て頂いて、虫歯予防のお話をさせて頂けたらと思います。
そして、虫歯予防には毎日のフッ素がとても大切です!
市販のフッ素入りの歯磨き粉を使われている方は多いと思いますが、市販のものはフッ素の濃度が低いので、歯科で購入できるフッ素ジェル(フッ素濃度500ppm or 900ppm)やフッ素のうがい薬をオススメしています♫
フッ素の使用以外で虫歯予防をするとなると
○間食なしで飲食回数を1日3回にする
○保護者の方が毎日仕上げ磨きをして汚れをしっかり取る(プラークコントロールする)※プラーク=歯垢
の2点が挙げられます。
しかし、小さなお子さんは1回の食事では沢山食べる事ができないので、間食でも栄養を摂る必要がありますから、間食一切無しは厳しいです。
また、仕上げ磨きも皆さん毎晩頑張ってしてらっしゃると思いますが、嫌がったり動いたりする中で短時間で汚れをしっかり取り切るのも難しいと思います。
そう考えると、毎日のフッ素ならとても簡単だと思いませんか?😊
フッ素ジェルは、うがい無しでも大丈夫ですので、うがいができない小さなお子さんにも安心して、ご使用頂けます♫
是非、今すぐ取り入れてみてください!!
5歳以下のお子さんは虫歯治療ができる子が少ないので、やはり毎日のフッ素で予防してあげるのが最善ですね✨
そして、6歳臼歯(奥の永久歯)が生えてきたらシーラントという予防処置をオススメしています!
歯には溝がありますよね?
この溝は、歯ブラシが奥まで届きにくい部分で、食べかすや細菌が溜まりやすい場所なので虫歯になりやすいんです。
予防と言えば、先程お伝えしたフッ素や歯磨きを想像される方が多いと思います。
シーラントは、その虫歯になりやすい溝の部分を予め埋めてしまって虫歯になりにくくしよう!という処置です。
生えたばかりの歯は、歯質も弱く、他の歯より低い位置にあるので磨きにくいです。そのため、初期虫歯になってしまうリスクが高いので、生え始めの頃にシーラントをすることで虫歯のリスクを軽減することができます!
『シーラント処置の流れ』
①歯の溝の汚れをかき出します
②歯の表面を乾燥させ、消毒液を塗り洗い流します
③乾燥させ処理剤を塗り、数秒置いてから洗い流します
④再度乾燥させ、シーラントで溝を埋め光を当てて硬化させます
これで処置は終わりです。
歯を削らないので、小さなお子さんにも安心です♫
シーラントをしたからといって絶対に虫歯にならないわけではないので、歯磨きと毎日のフッ素は忘れないでくださいね✨
また、シーラントは薄く伸ばしているので取れてしまうことがあります。なので定期検診に来て頂いてシーラントが取れていないか見せてもらう必要があります。取れていた場合、再度処置させて頂きますのでご安心ください😊
定期検診までに取れてしまった場合も、お電話頂けたら対応させて頂きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます♡
皆様のご来院お待ちしております✨
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