歯の治療を中断している方はご注意を!!

こんにちは院長の佐名です。

八月のお盆も過ぎて、夏も後半に入ってきました。今週はずっと雨、雨、雨とずっと長雨それも台風並みの大雨が降った一週間でした。

気温は比較的涼しく過ごしやすかったですが、玄関から駐車場まで行くだけでびしょ濡れになるこの天気にはウンザリです😱

そんな連日雨の最中に思いもよらぬ天からのプレゼントが😄

虹が出てましたが、こんなくっきり、上下に二つ出たものははじめてみました。

この写真ではこのくらいしか写っていませんが、実際には地平線と山に綺麗な半円のアーチを描いていました。

さて、八月に入ってからコロナ感染者が増えてきたことによって、歯の治療を一度ストップすると連絡をいただくことがあります。

ご連絡いただいた方には現状とその後に起こりうることを話し、再治療時にお口の環境が大きく変わらないように「こういう場合はすぐ来院してください」とお伝えさせていただいています。

しかし、予約を忘れてしまってそのままとか、通うのが億劫になって中断したり、詰め物やかぶせ物が取れちゃったけどそのまま何か月もなんて方もいらっしゃると思います。

このような場合次に来られるときは、大体痛みがあるか物が大きく詰まる挟まるといったような症状を訴えられる方が殆どです。

この中で、虫歯で歯の神経が痛いと訴えてらっしゃる方はまだ、ほとんどのケースで歯を残せますが、かぶせ物の土台が取れてそのままにしたケースや歯の神経処置の途中に中断して仮詰めがとれた方などは、歯の内部がかなり虫歯が進行していて最早保存治療が不可能なケースが出てくることが多くあります。そうでなくても、残った歯が薄くかぶせ物をした後も破折するリスクを抱えてしまうことがあります。

だいたいこのような歯の状態を患者さんにお伝えしても、そこまで悪くなっていた自覚がないため驚かれたりピンと来ていない反応をされたりすることが多いです。

では、痛みもあまり感じなかったのに、なぜこんなことが起こるのでしょうか?

理由はすごく単純で、歯の外側に当たる部分は虫歯から歯を守るために虫歯に対して強い抵抗を持っていますが、歯の内面は外側に比べてタンパク質多く柔らかく虫歯に対してもろい構造になっています。

その為、虫歯の進行が外側に比べるとものすごく早いのです、また、歯の神経がないため痛みを感じないことと、歯の内部から破壊されているため触ったり見たりできないことで、虫歯が進行している自覚を持つことができないことも事態をより深刻にしている要因になっています。

もし歯を抜くようなことになっては悔やみきれません😓

かぶせ物がとれたり、虫歯の処置を中断する場合はご連絡をいただけると幸いです。

中断される場合であっても、現状を維持できるように努めさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

 



洲本市の歯科医院ならさなデンタルクリニック
ネット予約受付中
洲本市のさなデンタルクリニックは、只今、大変多くの方から、インターネット、お電話のご予約をいただいております。

検診・歯石取り・治療・矯正のご相談をご希望の方は、 お早めにご都合の良い日時をご予約くださいませ。

さなデンタルクリニックの願いである 「悪くなる・痛くなる前に気軽に行ける歯科医院」としてご期待いただいていることを非常に嬉しく思っています。