こんにちは院長の佐名です。
12月です、今年も終わりに近づいてきました。毎年のことながら一年一年早いものです。
この時期から寒さも本格的になってきます、風邪などひかないように十分お気をつけください。
さて、最近TVのCMでも聞くことがある帯状疱疹、あまり馴染みのない病気に思われますが、子供の時にかかることがある水疱瘡といえば聞いたことがあると思います。原因となるウィルスは同じですが、初めて感染すると全身に湿疹のでる水疱瘡としてあらわれます。
一度治った後、ウィルスは神経節と言われているところに潜んでします。
そのあと、普段は体の免疫に抑えられて悪さは出来ないのですが、体の調子を崩して、免疫力が低下したときにウィルスは再び増殖を始めます。
そこから神経に沿って皮膚にあわられて帯状の湿疹ができます。これが帯状疱疹です。
帯状疱疹になると。神経に沿って湿疹ができますが、体の左右どちらかにできます。また、湿疹部位は痛みを伴いだいたいが腫れた上にピリピリ、チクチクとした痛みを伴います。このような状態で長い時間おいておくと帯状疱疹が治った後も神経痛が起こり、同じようにチクチクピリピリと痛みが後遺症として残ってしまうことがありますので、上のような症状が出てもしかしたらと思たったら、早めに病院に受診を行うことをお勧めします。
早期の投薬による治療を行えば、後遺症のリスクを回避できます。
体の免疫力は、疲労や加齢、ストレスなど誰でも条件がそろえば起こりうることです。最近TVのCMで言われているように加齢による免疫力の低下の影響が出やすくなるのが50歳以上であるため、それに合わせて予防注射の推奨をおこなっているようです。実際帯状疱疹の発症年齢は50歳以上が70%を占めています。
条件は限られているとはいえ、帯状疱疹は人にうつることもあります。
帯状疱疹に罹っている人、または、水疱瘡に罹っている子供から、まったく水疱瘡に罹ったことがない人にならうつることがありますので、予防接種を打ったことがない子供さんに、接する場合は注意が必要です。
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