こんにちは院長の佐名です。
11月も中旬を過ぎて、クリスマスの季節になってきました。
当院もそろそろクリスマスツリーの準備をしようと考えている今日この頃です。
さて、子供さんがいらっしゃる親御さんなら、誰しも一回は経験があるだろう子供さんの歯の打撲!!
多い時期としては、つかまり立ちを始めたころ、幼児は頭が大きい分顔からダイブしがちになります。また、年長さんから小学校に入ったくらいは成長に伴って活動度もぐんっと上がって、追いかけっこやスポーツなどで歯を打撲する機会が増えます。
受傷してしまったらどうなるのでしょうか?
①歯が抜けてしまう。
乳歯であればレントゲンを撮って永久歯の確認を行い、永久歯が出てくるまでそのまま様子をみていきます。永久歯の場合保存状態が良ければ、歯をもう一度植えなおしをして固定すればそのまま使えることもあります。ただし歯の神経は切れてしまっているため、後日神経処置が必要になります。
②歯がグラグラと動く
乳歯であればレントゲンを撮って抜け替わりが近い時期であればそのまま抜歯することが多いです。
まだ抜け替わりまで時間があったり永久歯であれば、周りの歯と一緒にワイヤーや接着剤など使用して固定を行います。
③歯が折れてしまった
折れた部位によりますが、歯の神経が露出している場合は神経を場合が多く、その後かぶせ物やコンポジットレジン(白い詰め物)などで補修します、神経が出なかった場合はコンポジットレジン(白い詰め物)をするか、折れた歯のかけらが綺麗な場合接着剤で再度接着します。
④なんともなかったが後日変色した。
乳歯の場合、歯の神経が死んでしまってしますが、他に症状もなければ抜け替わりまでレントゲンを撮りつつ経過をみていきます。抜け替わる前に歯の根元の歯肉が腫れたり、明らかにレントゲン上で異常が出るようであれば神経処置が必要となります。
永久歯の場合は歯の抜け替わりがないため、死んでしまった神経を除去して処置を行う必要があります。
歯をぶつけるときは大体前歯を打つことが多いと思います。直ぐに見た目の変化が起こることもあれば、後日変色して変化することもあるため、もし、歯をぶつけた場合何もないようでも一度ご相談ください。
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